スゥイートホームとユリアちゃん
ユリアちゃんの偉業、スウィートホーム。その成り立ちと業績についても、もっと知りたくなりました。
スウィートホームは、地域の学童保育および県外を含む不登校児を受け入れて保護する施設として始まったようです(著書226頁)。そのおまけというか手段というかそういう感じで、アニマルセラピーが導入されていたんです(著書228頁)。
その事業は、2000年に始まりました。けっこうな数の動物を飼育しながら、主に障害者向けのアニマルセラピーを展開するということになっていたようです。しかも、長年にわたって各種公的行事に協力しておられます(公式サイト)。
そしてユリアちゃんは、2002年4月5日、特定非営利活動法人自立支援センタースウィートホームを設立しました。そして、自ら役員の一人となったばかりか、対外的には代表と称していました(著書233頁・公式サイト等)。
この法人は、社会福祉協議会に紹介されたり(2009年に注意書きが追加されています。)、労働金庫に支援されたり(NPO法人への活動支援→ろうきんNPO支援寄付システム→NPO「紹介先リスト」 2009年頃にスゥイートホームが消されました。外部の保存ファイルがあります。)している立派な団体です。
ちなみに、法人の施設と登記上の事務所は、糸満市字賀数378番地にありました。しかし、那覇市内にも事務所がありました。名刺などには、この那覇市内の住所が書かれていることもあったようです。この事務所は、その後閉鎖されています。
この法人が、大変なことになってしまいました。沖縄県・糸満市と糸満警察署が、検査にきてしまったのです。2008年6月24日のことです。この検査では、健康状態不良の犬が12匹もいることなどが確認されてしまいました。ユリアちゃんは、「経済的に運営が苦しくなり」こうなってしまったと、新聞記者に語ったようです。(この段落は翌日の新聞記事に基づいています。沖縄タイムスと琉球新報に、記事があります。)
動物が大好きなのに、まるで動物を虐待しまくったかのように言われているユリアちゃんは、この後も、マスコミに痛めつけられることになります。そのへんについては、別頁の通りです。
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